流動解析について
金型設計に取り掛かる際、シミュレーションソフトを使い流動解析を行っています。
製品の形状やゲートの位置・数によってはウェルドライン・ヒケ等の外観不良があります。
解析を行い樹脂の流れ方や変形予測を行い事前対策を取ることで、金型作製後の成形の際に発生する問題を減らすことが可能となります。
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充填
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- メルトフロントの可視化
- 未充填位置の確認
- ゲート位置とサイズの最適化
ウェルド
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- 変形、製品外観面のウェルドラインの確認
- ゲート位置移動等によるラインの変化の確認
変形
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- 成形後の成形品の形状予測
- 反り変形を見越したうえでの金型製作
ヒケ
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- ヒケ発生部と変形量の確認
- 外観部でのヒケを回避するため肉厚変更等の提案
エアートラップ
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- 成形時にガスがたまる箇所の事前確認
- 入子割、ガスベント配置等の対策の提案